アカウント乗っ取り・ウイルス感染
- 個人情報の盗みだしを目的にしている可能性や、架空請求につながる可能性が高いので注意しましょう。また、パスワード不要のWi-Fiスポットが、じつは個人情報を盗むために設置されたものだったという事件も起きています。
こんなメールやメッセージが来たら注意しましょう
- 「ウイルスに感染しています。解除するためには30,000円必要です。」
- 「有名アイドルのコンサートチケットが当選しました。受け取るためには……。」
- 「サービスの自動更新を停止しました。再開するためには……。」
- 「リツイートしたら1万円が当たるキャンペーン 必要事項を書き込んで申し込んでください。」
- 「完全無料 よく当たる占いゲーム。」(占いだと思って名前、誕生日、メアドなど入力してしまう)
- 「SNS運営会社です。アカウント異常が検出されました。大至急IDとパスワードを変更してください。」
- 「SNSを見て興味を持ったから友だちになろう」と有名人からメールが来た。
- 自分のメールアドレスから自分あてにメールが来て、ハッカーが乗っ取ったと書いてある。
すぐしてほしいこと
- ①自分のアカウントにログインできる場合は、パスワードを変更してください。もしも他のSNSやショッピングサイトなどでパスワードを使いまわししている場合は、すぐに全てのパスワードを変更しましょう。
- ②カスタマーセンターに連絡し、自分のアカウントが乗っ取られたことを知らせて、どうしたらいいか指示を受けてください。
- ③そのアカウントで連絡を取り合っている人に、アカウントが乗っ取られたことを伝えてください。
アカウント乗っ取りの例
- ケース1:こんな手口でアカウント乗っ取りは行われます
- ①「異常なアクセスが検出されました。情報を更新するためにカスタマー情報の再入力をお願いします」というメールが届いた。
- ②公式のロゴが使われていたので信じてしまい、メールに書かれているURLにアクセスし、指示されているとおりに名前、メールアドレス、古いパスワードと新しいパスワードなどを入力しなおした。
- ③次の日ログインしようとしたらログインできなくなっている。
- ④自分のアカウントから不審なメッセージが送られていると友だちから知らされ、アカウント乗っ取りに気づく。
- ケース2:なりすましメール・なりすましサイト
- 公式メールとそっくりなメールが届いたので信用してしまったというケースが多くあります。ショッピングサイト、SNS、銀行、携帯販売会社などの「なりすましメール(偽メール)」が確認されています。そこに書かれているURLにアクセスすると公式サイトそっくりなフィッシングサイト(個人情報盗み出しサイト)につながります。
- このような「なりすましサイト」は個人情報を盗み出すことを目的にしています。指示されるままに個人情報やアカウント情報、クレジットカードの番号を盗まれてしまったという事件が起きています。
- 今後、同じ不安を感じないために
- セキュリティーソフト(ウイルス対策ソフト)を使って、不正アクセスや迷惑メールをブロックしましょう。
- パスワードは他の人から推測されにくいものにしましょう。また、パスワードの使いまわしもやめましょう。
- 親しい人にも認証コードやパスワードを教えないようにしましょう。
- OSやブラウザを最新の状態に更新しましょう。
- 知らない人からのメールや、少しでも「変だな」と思ったメールは開かないようにしましょう。
- どんな手口があるのか知っておくと、不審なメールが来た時にあわてずに対応できます。
参考になるHP