使いすぎ・ネット依存
インターネット・ゲーム障害とは?
- 世界保健機関(WHO)は「インターネット・ゲーム障害」を病気のひとつとして扱うことにしました。睡眠や食事よりも、ゲームをすることを優先するような状態が続いているようならば、専門機関に相談しましょう。
- 自分がどれくらいインターネットに依存しているかを検査するテストを、ネットで受けることができます。自分のネットの利用状況を客観的に見つめ直すために、受けてみましょう。
- 「IAT:Internet Addiction Test (インターネット依存度テスト)」国立病院機構久里浜医療センター
依存かな?と心配になったら
- あせって解決しようとせずに、大人や病院に相談しましょう。
- 依存になるにはいろいろな理由があります。SNSやゲームに夢中になって離れられなくなる場合と、学校生活への不安などが原因でネットやゲームに逃避している場合があります。不安を解消することで解決につながることもあります。
不安を感じている保護者の方へ
- 「インターネット・ゲーム障害」は2019年に世界保健機関(WHO)により「疾病」として認定されました。診療を受け付けている病院もまだ多くはありません。そのような状況の中、インターネット・ゲーム依存の子どもたちに保護者の皆さんがどう接していいか分からないのは当然なことです。「こんなことで相談していいのか?」とためらわず、不安を感じていたら相談窓口に連絡してください。
- スマホを隠したり、ゲーム機を壊したりしても、根本的な解決にはなりません。相談窓口に連絡して解決の方法を探してください。
- 「インターネット・ゲーム障害」は病気の1つです。インフルエンザが気合や根性で治らないのと同じように、「インターネット・ゲーム障害」も気合や根性では治りません。医療の力を借りて考えていきましょう。
相談窓口
参考になるHP
▶国立病院機構久里浜医療センター