子どもの性被害予防のための取組支援事業
県は平成28年7月に「長野県子どもを性被害から守るための条例」を制定しました。
条例の基本理念では、県、市町村、保護者、学校、県民等が県民運動として主体的かつ自主的に
子どもを性被害から守るために取り組むこととされています。
これを受け、長野県将来世代応援県民会議ではPTAなどの地域の団体や児童養護施設等において、県民
の皆様が自主的に開催する子どもの性被害予防のための研修会等に助成を行う「子どもの性被害予
防のための取組支援事業」を平成28年度から実施しています。
本事業の対象となる主な研修内容は
①性教育に関する研修、②子どもを性被害から守るための人権
教育(CAPプログラムなど)、③情報モラル(インターネット、SNSの適正利用)に関する研修です。
補助金の申請については下記をご覧ください。
平成28年7月に「長野県子どもを性被害から守るための条例」が制定されました。長野県将来世代応援県民会議では、子どもの性被害の予防等を目的として県民の皆さんが自主的に開催される研修会等に下記のとおり補助を行っています。是非ご活用ください!
子どもの性被害予防のための研修会を開いてみませんか?
「令和4年度子どもの性被害予防のための取組支援事業補助金のご案内」
誰が申請できますか?
- ●概ね10人以上の保護者及び親子、地域住民等で構成するグループ又は団体(PTA、育成会など)
- ●児童養護施設等
対象になる研修会は?
- ●県民の皆さんが子どもの性被害予防のために自主的に開催する次の研修会
●学校において児童・生徒や教職員を対象とし、通常の学校教育の一環として行なわれるものは補助対象となりません。
補助金は何に使えますか?
- 次の経費が対象です。
- ●講師への謝礼及び交通費
(ただし、補助金は実績報告書提出後に指定の口座へお振込みとなります。)
補助金額や申請回数は?
- ●1団体あたり20,000円を上限
- ●同一団体からの申請は、同一年度内に2回までとし、各回ごとの対象者は異なるものとします。
(ただし、児童養護施設での研修会の場合、申請は4回までとします。)
補助金支払いまでの流れ
①主催者側(1)
- 1)研修会の計画(会場・講師選定)
- 2)補助金の交付申請書を【県民会議へ】提出(実施2〜3週間前まで)
②県民会議事務局
- 1)補助金交付の決定
- 2)【主催者側へ】通知が送付されます
①主催者側(2)
- 1)研修会の開催
- 2)実績報告書・領収書の写しを【県民会議へ】提出
②県民会議事務局
- ※主催者とは、研修会を開催されるみなさまであり、主に親子及び保護者、地域住民によるグループ又は団体(PTA・育成会など)、児童養護施設などを示します。
- ※【性教育・人権教育】と【情報モラル】は別々の事業に変更となりました。
子どもの性被害予防のための取組支援事業 講師依頼先例
ここに記載されていない講師の方でも補助の対象となります。
- 白澤章子
- 川中島の保健室(長野市)
- ”人間と性”教育研究協議会長野サークル 性の学びを広げるプロジェクト長
- 026-284-8220
- white.shirasawa@nifty.com
-
- ○子育て世代:幼児から性教育、性はいろいろ、ジェンダーって何?、ふれあい、デートDV
- ○障害を持った方の性:性の成長、ふれあい
- ○大人向け:性の多様性とジェンダー平等、性と生を豊かに育む、子どもの性の悩み
- 高橋ピン子
- 看護師
- 豊野専修学校非常勤講師
- 誕生学アドバイザー
- 国際コーチ(ICA)認定 ポテンシャルコーチ
- 長野市
- 090-1868-1105
- yuisahaya1@gmail.com
-
- ○生まれてきてくれてありがとう~誕生・生きる・性のこと一緒に考えてみませんか?(内容:子どもたちが抱えている性の問題・大人として今考えることは何か?「性」を正しく伝えるとは?【対象:大人・子供)】
- ○大切な今だから伝えたいこと~心が生きる「性」について考える~(内容:性・性的マイノリティー・性感染症・妊娠・デートDVなど【対象:中学生・高校生)】
- ○生まれてきてくれてありがとう~誕生・生きる・性・つなげる~(私たちの原点である「性」からの「誕生」を見つめ自分たちからつながる「命」について考える。【対象:大人・子供】
- NPO法人 CAPながの
- 子ども・人権・エンパワメント
- 長野市
- 090-5782-0263
- FAX:026-296-0846
- capnagano@gmail.com
- Facebookもあります。
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暴力の被害者にも加害者にも傍観者にもしないため、暴力にあったとき自分の身を守るためにできる行動の選択肢を広げる予防教育。「あなたは大切な人だよ」と伝え、SOSを発信できるように、子どもたちが持っている「生きる力」引き出す人権教育プログラム。
おとな・教職員・子どもにワークショップを提供。
CAPながのは、県内全域で活動している。
- CAPかたつむり
- 松本市
- 080-5480-3060
- FAX:0263-47-5908
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全ての子どもたちにCAP(子どもがあらゆる暴力から自分を守るための人権教育プログラム)が届くよう願いながら主に中南信地域でワークショップを行っています。